祝! Power Automate 無料化
皆さん、こんにちは ヤマグチです。
今朝はびっくりするニュースがTwitterから飛び込んできました。
これも凄い
— タカハシノリアキ#GAS本第2版発売中! (@ntakahashi0505) 2021年3月2日
[速報]マイクロソフト、無料でRPA機能「Power Automate Desktop」をWindows 10ユーザーに提供開始。Microsoft Ignite 2021 - Publickey https://t.co/tmoGwIoKZO
Power Automate?RPA?なにそれ??となった方も多いでしょう。 それではこのニュースがなぜ凄いのか、解説してみましょう。
まずPower Automateとはマイクロソフトの提供しているRPA(Robotic Process Automation)機能を利用できるサービスです。それではRPAとは何なのでしょうか?
RPAとは?
RPAとはその名の通り、ロボットのように人間の作業を自動化する機能のことです。これまで、マスクやキーボードを使ってヒトが行っていたお仕事をパソコンが代わりにやってくれるのです。何だかとっても便利そうじゃないですか?
このへんはこのリンク先のマンガがわかりやすいです。
ノーコード
もう一つすごいのが、RPAではプログラミングは一切する必要がなくて、たとえば自分がやった作業を記録して、そのとおり再生することができます(もちろん何でもできるわけではありません)。また記録した自動化の内容を修正するときも、難しいコードを書くわけではなく、マウスで自動化シナリオをドラッグ&ドロップで行うことができます。
このようにこれまでプログラミングをしないと実現できなかった機能をプログラミングなしで開発することをノーコードと呼びます。近年自動化の流れがどんどん強くなっていますが、プログラマーはそんなに沢山いるわけではありません。そこでプログラマーではない人でも簡単に開発ができるノーコードが注目されているわけです。
で、今回のニュースは何がすごいの?
そんな便利なRPAなのですが、実はすでにかなり沢山のソフトウェアが発売されています。Power Automateものその1つです。
https://rpa-bank.com/report/5415/(rpa-bank.com]
こんな便利なものがあるのなら、ヤマグチも使ってみよう!と思ったのですが、これがどれもかなりのお値段なのです。最低でも60万円くらいはして、通常は100-200万円くらいはかかりますし、高いものだと数千万円になることもあります。もちろん社員の作業が自動化されて効率化するとかなりのコスト削減になるので、それを考えるとこれでもリーズナブルだと思うのですが、個人でちょっと試してみるというのは難しいですよね。
https://rpa-bank.com/report/7415/(rpa-bank.com]
そこにきて今朝のニュースです。RPAがなんと無料!!いかに衝撃的なことかおわかりになると思います。まさに価格破壊です。なぜマイクロソフトがこのような大判振る舞いしたのかはわかりませんが、競合するRPAソフトはかなりの苦戦を強いられるでしょうし、なくなってしまうサービスもあるかもしれません。先月RPAを導入した会社は、、、。
Windowsユーザーは始めるしかない!
ということで、今回のPower Automateの無料化はWindowsユーザーに自動化の門戸を大きく開放しました。条件はWindows10を使っていることだけです。Windowsを使っている人は自動化を始める大チャンスです。
ね、すごくないですか? 2021年3月2日はRPAの無料化がはじまった記念すべき日ととして、教科書にのるんじゃないかと思います。
ということで、Macユーザーのヤマグチも、職場のWindowsで色々ためして、どのくらい便利になるかご報告しようと思います。
お楽しみに〜。